暫くして 志木君のマンション近くまで来たとお兄ちゃんと翔君から連絡が入る。

私は既に志木君の部屋に入っていて、ソファーに座って寛いで電話に応える。


「月夢、志木の部屋に俺らも入っていいのか?了承は取っているのか?」


「うん、大丈夫だよ。でも聞いてみるよ。」


電話を一度切り 志木君に聞いてみる。


「志木君、お兄ちゃんと翔君が近くまで来たんだけど、志木君のお家に上がっても大丈夫なのかな?」

「ん~、本当は嫌なんだけど、今回は朝倉のスゴいお願いだし、お兄さんに睨まれるの俺もっと怖いから 上がって貰ってよ。」

「やっぱり私、志木君好きだな。頼りになる同期だよ。」


「ああ、俺も好きだよ///。」


あれ?ちょっとおかしな感じがする?


「お兄ちゃんに電話するね?」


「///ほんと たち悪いわ…好きとか簡単に言ったりして…」


「志木君何か言った?」


「いや、待ってると思うから 早く言ってあげてよ。」