「フフ///ねぇ月夢ちゃんはいつから翔が好きなの?」

度ストレートに汐俚さんに聞かれ、ドギマギしてしまう…翔君にもまだ話してない事なのにどうしょう…


「多分 会った時なんで、一目惚れです。」


「や~ん、乙女的発言///可愛い~!」


「あなたの行動原動全て一部始終が、多分翔の琴線に触れるのが 手に取る様にわかるわ…」


うんうんと頷く汐俚さんに対して…


「そうだったら 私は嬉しいです。汐俚さんに気に入って貰えるだけでも、嬉しいですから…」


「はぁ…結弦君の妹だから もっと違うタイプだと想像してたんだけど、見事に裏切られた感じだけど、いいわぁ///

癒されるっていうのは こんな感じなのね…。ありがとう、翔と出逢ってくれて。」


やたらと気に入る汐俚さんに ちょっとドン引きした所で KENさんがやって来た。


「お待たせしました。KENスペシャルをどうぞ…。」

お皿には 数種のスィーツが一口ずつ きれいにデコられ 女子の心を一瞬で掴む。オシャンティスィーツに心が勝手に踊る。

「これ、食べるの勿体な~い。写真撮りたい。え~、でもどれも美味しそうです。」

「KENのスィーツは私の中では世界No.1なのよね。誰にも負けてないのよ。」

「せめてスィーツ中では汐俚の中でNo.1になりたくて 今後も譲るつもりはない。」


素敵男子は 幾つになっても格好いい。KENさんは 本当にに汐俚さんが 大好きなんだと改めて思った。


勿論、本当に世界一美味しいと思って 全部堪能して食べたのは 言うまでもない。