鞄から取り出した物を 翔君を出来るだけ離し お兄さんに近付き、シュッとスプレーする。
痴漢撃退スプレー試作品No.1
「何したんだよ?そのスプレー何?」
「私が翔君を守れる道具。直ぐに効果が現れて来ますよ。」
「おい…はっ、はっくしょん…はくしょん。何だ急に?」
「それね、10分以内にシャワーして洗い流さないと ずっと1日中 花粉症になっちゃうの。急いだ方が、身のためですよ、お兄さん…。」
「くしょん、はっ、くしょん。変なスプレーするなよ。くそっ。シャワーしてくる。」
「10分以内ですよ。急いで下さい。それかここで わざと足止めしても面白い事になるので、それでも構いませんが…。 」
「月夢怖い…翔、この子大丈夫か?は、は、はーくしょん…ズルッ……やばっ。行くな…。は、は、はっくしょん。」
バタバタとお兄さんは部屋を出て行った後、
直ぐに翔君が 私をぎゅうぎゅう抱きしめてくる。
「月夢ごめん、兄貴があんなんで。ちょっと 女に見境ないし軽いんだよ。布団に入ってたのか?変なエロい事されてない?」
「多分何もされてないと思う。私てっきり翔君が忍び込んでたとばかり思ってた。」
「俺じゃなくて残念だった?」
「残念じゃないけど、翔君じゃなきゃやだ///」
「///やられた────。可愛い過ぎる月夢が…。それにしても、さっきのスプレー強烈なんだけど…。」
「あれ、試作品の痴漢撃退スプレー…即効性があって効果的だね。お兄さんには悪いけど、怒ってないかな?」
「自業自得で仕方ない。怒ってても無視してOKだからな。」
翔君は普通っぽいのに、椎名ファミリーはとんでもない人たちかも?とチラッと思ってしまったのは 内緒の話。
痴漢撃退スプレー試作品No.1
「何したんだよ?そのスプレー何?」
「私が翔君を守れる道具。直ぐに効果が現れて来ますよ。」
「おい…はっ、はっくしょん…はくしょん。何だ急に?」
「それね、10分以内にシャワーして洗い流さないと ずっと1日中 花粉症になっちゃうの。急いだ方が、身のためですよ、お兄さん…。」
「くしょん、はっ、くしょん。変なスプレーするなよ。くそっ。シャワーしてくる。」
「10分以内ですよ。急いで下さい。それかここで わざと足止めしても面白い事になるので、それでも構いませんが…。 」
「月夢怖い…翔、この子大丈夫か?は、は、はーくしょん…ズルッ……やばっ。行くな…。は、は、はっくしょん。」
バタバタとお兄さんは部屋を出て行った後、
直ぐに翔君が 私をぎゅうぎゅう抱きしめてくる。
「月夢ごめん、兄貴があんなんで。ちょっと 女に見境ないし軽いんだよ。布団に入ってたのか?変なエロい事されてない?」
「多分何もされてないと思う。私てっきり翔君が忍び込んでたとばかり思ってた。」
「俺じゃなくて残念だった?」
「残念じゃないけど、翔君じゃなきゃやだ///」
「///やられた────。可愛い過ぎる月夢が…。それにしても、さっきのスプレー強烈なんだけど…。」
「あれ、試作品の痴漢撃退スプレー…即効性があって効果的だね。お兄さんには悪いけど、怒ってないかな?」
「自業自得で仕方ない。怒ってても無視してOKだからな。」
翔君は普通っぽいのに、椎名ファミリーはとんでもない人たちかも?とチラッと思ってしまったのは 内緒の話。



