「えっ?」

急に颯太が大人びたことをいうもんだからびっくりした。

「いや、純粋な疑問ってゆーか....兄ちゃんも心配してたよ。姉ちゃん彼氏もいねぇのかなって。」

おいおい。

彼氏については余計でしょ、疾風君。


「心配しなくても大丈夫だよ。うちの課そんなにしょっちゅう飲み会とかがあるわけでもないし。」

「......ならいいけどさ。なにかあったらため込まないでちゃんと言ってよ?俺も部活ない時は協力するから。」

......颯太。

「ありがとう。じゃ、その時はよろしくね。」

「おぉ。」