同期のあいつと私の家族


「ただいま。」

「あれ、姉ちゃんと稜馬?帰ってきたの?」

家にいたのは颯太と沙羅。

沙羅は颯太の隣で眠っている。

「うん。蒼空が熱出したって聞いて。」

「あぁ。今兄ちゃんが病院連れて行ってる。」

「電話で聞いた。朝は元気そうだったのに。」

「子どもは体調変わりやすいって言うだろ。」

「そうなんだけどね。須佐運転ありがとう。」

「いいえ。お役に立ててよかったです。」


「気になってるんだけど。なんで稜馬も来たの?」

稜馬を見て質問する颯太。

「日南が抜けるって言うから俺も抜けてきた。」

「へぇ。」

出た。

意味深げな颯太の顔。