その日の夜。

「日南同期会行くのか?」

「はい。」

本日も須佐は神崎家を訪れている。


「俺の誘いは意地でも断るのに同期会は行くのか?」

「仕方ないじゃん。水沢に圧力かけられて断れなかったんだから。」

「あぁ、魁斗。確かあいつ幹事だったからな。」


「てことで申し訳ないんだけど疾風金曜日家の事お願いしていい?」

「いいよ。てか、前も言ったけど姉ちゃんはもっと遊んでこいよ。俺だってもぉ子どもじゃねぇんだし。」

子どもじゃないのは分かってるんだけど.....。