「案外一途なんだ。」

「本気だから。」


入社してから須佐とは仲が良い同期だったけど、こうやって須佐と恋愛のこと話したりするのは、初めてで印象と違う一面がみれてなんか新鮮。

須佐に思われる女の子はきっと幸せになれるんだろうな。

「おまえは?」

「ん?」

「彼氏とかいねぇの?」

「残念なことにいません。」

「つくろうと思わねぇの?」

「ん~これまで何人かはいた方なんだけど、なかなか会う時間作れなくて振られる始末。だからいいかなって思ってる。」


「ふ~ん。」