「おう。それよりお前料理上手いのな。」

「まぁね。両親ともに海外にいるから自然と長女の私が家事とか全般にこなしてきたからね。」

「へぇ~苦労してんだな。」

「楽しいけどね。それに疾風や颯太も大きくなって時間があれば手伝ってくれるようになったし。」

ちょっと寂しいと思う時もあるけど。


「.....俺も入っていい?」

「ん?」

「神崎のお手伝い部隊。」

「.....ふふっ。なにそれ。」

「今日みたいに蒼空たちの面倒みたり、いろいろ手伝ったり?」

「....嬉しいけど須佐も忙しいでしょ?」

「関係ねぇよ。.....それにさっきも言ったろ?そこまで軟じゃないって。」