同期のあいつと私の家族



ご飯ができた時にはゲームもひと段落して、次男の颯太も部活から帰宅した。

颯太も須佐の姿を見た時、「だれ?」とハテナマークを浮かべていた。

それも一瞬のことで、その後は6人で食事をとった。

「りょうまにぃ~。泊まっていかないの~?」

「とまってよ!」

ご飯も食べ終わり8時をまわり須佐を見送ろうとすると、またまた爆弾発言。

「だめ!須佐だってお仕事で疲れて明日は土曜日なんだからお家でゆっくりさせてあげなさい。」


「いーやーだー!!!!」

恐るべし須佐愛。

めったに反抗の言葉なんて口にしない蒼空が1番反抗している。

「神崎、俺はべつに「ダメ!泊まるのは許さない!」

「......はい。」