同期のあいつと私の家族


「俺は疾風、大学1年生。」

「私沙羅!小学2年生!好きな人はね~。しょう君とね~いずみ君とね~.....」

長々と続く沙羅の好きな人紹介。

最近の小学生は好きな人が何人もいてほんとにませてる。


「りょうまにぃ!あそぼ!」

末っ子の蒼空が須佐にしがみつき甘えてる。

「蒼空。須佐もお仕事で疲れてるんだからわがまま言っちゃダメだよ?」

「......っうう。」

そんなかわいい顔で睨まれても....。

「いいよ神崎。よし蒼空あそぶぞ!」

「やったぁーーーー!」

「さらも!さらも!」

須佐のお許しが出たので、蒼空も沙羅も大喜び。