同期のあいつと私の家族



「「ただいま~」」

ものすごい勢いで仲良くなった2人は、私の言葉も聞かず家に到着してしまった。


「「おかえり~」」

先に帰っていたのは疾風と沙羅。

私たちの声を聞いて、玄関まで荷物を取りに来てくれた疾風。


「おそかったな....って....だれ?」

須佐の存在に気がつき頭にハテナマークを浮かべる疾風。

そんな疾風の声を聞き、沙羅も玄関にやってくる!


「......イケメン!お姉ちゃんの彼氏?」

そんな言葉どこで覚えたんだか。

「ちがうよ。この人は同じ会社で働いている須佐。」


「はじめまして、須佐稜馬です。」

営業スマイルで自己紹介をする須佐。

さすが営業部期待のエース。