あの木の下で

わたしが転校してきた時、クラスで一人、俯いている子がいた

でも、その子と席が近いわけでもなかったから、あまり気に求めなかった

何で俯いているのか、それが分かったのは休み時間

「ねえ、あのさぁ」

浜田さんが来た、周りの女の子も連れて、まるでドラマみたいだな、と思った

このクラスで一番偉いのは、浜田さんだろうな

私はなんとなく分かったから、少し口角を上げて「なぁに?」と言った

私の机に手を置き、少し意地悪な顔で、あの俯いてた子を指差した