健ちゃんは私の腕を引っ張り歩き出した
掴まれた腕はかなり痛くて
どうにか外そうにも外れない
『健ちゃん、離して!』
何度言っても、離してはくれず
公園の街灯が当たらない
静かな場所へと連れ込まれた
ドサッ、と投げられた芝生の上
街灯もなく、月明かりだけが照らしていた
月明かりに照らされている健ちゃんは
まるで鬼のように見える
『…健ちゃん、やめてっ』
「俺だってこんな事したくないよ?楓と愛し合うのはベットの上が一番に決まってる。でもさ、楓が酷いことを言うから、お仕置きが必要だね」
笑顔で話す健ちゃんに
私は恐怖で動けなくなってしまった
「痛くしないから」
その言葉と同時に
健ちゃんは私に被さり
スカートを捲り上げてきた

