「大学の時、一時期なんだけど荒れていた時期があったんだ。興味がある講義には参加して、気が向いたら足りない単位の講義に参加して、あとは気分。夜はバイトか飲み会で殆ど家に帰らなかったんだ。バイトも朝方までbarで働いてた。今の俺からしたら馬鹿じゃねーかって思うほど、いい加減な生活を送ってたんだ」
亮平さんは自分の事をあまり話してはくれない
子供の頃の話とか
この漫画を見てたとか
学生時代はサッカー部だったとか
当たり障りない事しか知らない
初めて知る
亮平さんの過去を
ドキドキしながら聞いていた
「そんな俺でも将来の事を考えて就職活動を始めたんだ。運良く、すぐに内定がもらえて…そのあとはインターンとして過ごしていたんだ」

