静かにベットの中へ入ってきた亮平さん
ドキドキ、と
鼓動が大きくなる



亮平さんの温かい手が
私の頬に触れた
ピクッとしてしまった


起きていたのがバレたかな?
そのまま目をつぶっていたら
涼介さんの手が離れていった



そして
数分もたたない間に
亮平さんの寝息が聞こえてきた



バレていなかったことにホッとする
目を開けて亮平さんを見ると寝ている
こんな夜中に誰と話していたのか
とても気になる
いつもスマホは
リビングのカウンターの上に置いてある
静かに行ってスマホを確認すれば
誰からなのか確認はできるだろう


どうする…
でも…、
亮平さんのスマホ、
プライベートなもの…

どうしよう、と
変な汗が出てきてしまう