う、嬉しい嬉しいっ嬉しすぎるっ!!


『えへへ、やったぁっ』
琉風「はい?何がやったぁか教えなさいっ!!」

あっそっか。
『えとね、好きな人は幸君なのっ』
屋上にお弁当を取り出しながらそう言うと、るかちゃんの動きが止まった。

琉風「へー。そうなんだ。応援するけど。」

え、るかちゃんの事だからもっと反対すると思ってた……。

琉風「嫌な奴じゃないと思うし?いいんじゃない?」

『るかちゃんっ…ありがとっ、嬉しい……』

ギィィィッ

幸「おーすご、広っ!!」
蓮「うっせ。」

2人の声が聞こえてそっちの方をじーと見る。

幸「えーっとあゆ達は……と、お!いた!」
走って駆け寄ってきた幸君が私の隣に座る。


ドキッ

ドキッドキッドキッ

き、聞こえちゃいそう……
4人で囲むように座ってお弁当箱を開ける。