達也の様子がだんだんおかしくなる。 家にいても落ちつかず、どこかへ行こう行こうしている。何を考えているの 不安が募る。数日たってことが明るみになった。借金とりだった!その人から直接、聞かされる。 めまいがした。その日を境に次から次へと借金とりが訪れた地獄の始まり。朝から眠るまで、電話が鳴りっぱなし…誰か助けて‥ゆかりは追い込まれていく…。ゆかりは死ぬ事すら考えていた。達也はどこに隠れているのか姿も表さなくなっていた。ゆかりは決心する。達也には、これ以上ついては行けない。別れるしかなかった。