逆らえない友達~セカンドストーリー~

あの犬の呪いで...?


「それって、あたしのせい...?」

「そうよ?今更何言ってるの?あたし、もうソエなんて怖くないわ。よっぽど、もうここから離れられないことの方が怖い」


「いっ...いやだ...。知らないわよ…...。勝手に死んでなさいよ!!さよなら!」


あたしはくるりと踵を返すと、薮の出口に向かって走り出した。


しかし、四方向から大きなドーベルマンが次々に現れ、襲いかかってきた。