またね。

「で。君の名前は?」

『私は ウイ。』

「ウイかー。いい名前だな!」

いちいち嘘っ子の笑顔を張り付けて言うキミに少なからず腹が立った。

『別に。てゆーか、その笑顔どうにかなんない?

嘘っ子の笑顔。無理して笑わなくたっていいのに。』

私がそういうとキミは面食らったのか驚いた顔をしていた。

「よく分かったね。俺が無理して笑ってること。」

ハハって笑いながら彼の顔がだんだん曇っていく。

『まぁ、なんとなくだけどね。』

「そっか。あ!てゆーか、ウイは何年?

俺は高1」

てか、いきなりなに呼び捨てで呼んでるのよ!

って心の中で思いながら

『一緒。高1』

と、そっけなく返した。

「俺と一緒じゃん!へぇ。どこの高校?」

キミは嬉しそうに私に聞いてきた。

『私、高校に行ってない。』

って言うと、キミが焦ったように

「わ。ごめん!」

と、手を合わせてごめんなさいしてきた。

『別に気にしてない。』

「なんか、ウイって冷めてるね。」

突然言い出したキミ。

『別に。そーでもないけど。

ただ一人が好きなだけ。』

「そっかー。なんか、







俺、お前のこと気に入った!」




春の日差しが私達に降り注いで、キラキラ輝いている。

ここからが始まりなんだ。