またね。

リンゴちゃんに引っぱられるように着いて行ったら

屋上みたいなところに来た。

「ここでね、お絵描きしてたのー。ほらここから覗くといろんなこと見つけられるでしょ?」

ニコニコしながら嬉しそうに飛び跳ねてる。

『ここでいつもお絵描きしてるの?』

「うん。そーだよー!リンゴのお気に入りの場所なの!」

確かに、ここから見える景色はいろんなことが見える。

全体を見渡すにはいい場所だった。

「ここでね、ウイお姉ちゃん見てたの!」

『え!?そうなの?』

「うん!お姉ちゃん何してたのー?」

首を傾げて若干上目遣いで見てくるリンゴちゃん。

な、めちゃくちゃ可愛いんですけど!

『人を待ってたんだよ。なかなか来ないけどね笑』

「そーなんだ!誰を待ってたのー?」

好奇心旺盛な子だなと思いながら

『うーん。へんてこくんを待ってたの。』

「へんてこくん?変な名前だね!」

『ふふ。そーだね。そうだ、へんてこくんが来るまでここで待たせてもらってもいい?』

「全然いいよー!お絵描きしながら待ってよーね!」