またね。

木の側まで来た私達。

「ほら、木にもたれかかれよ。」

正直立ってるのはキツかったら助かった。

木にもたれて座るとキミも座り出した。

「なぁ、なんで戻りたくねーの?」

さっきと同じ質問をしてくるキミ。

『キミには関係ない。』

「・・・・ねぇ、なんでキミなの?俺ちゃんとカナトって名前があんだからカナトって呼んでよ。」

少し寂しげに言い私をじっと見てくるキミ。

『人の名前呼ぶの慣れてないの。私友達とか居なかったし。てか、学校すら行ってないから出来ないか。』

自分で言って悲しくなってくる。なんでだろう。

「そっか。ま、ゆっくりでいいから俺のことカナトって呼べよ?で、なんで戻りたくねーの?」

本日3回目の質問。いい加減ウザイ。

そんなのいちいち聞かなくたっていいじゃん。

なんで聞いてくるのよ。

「おーい。ウイー?」

手のひらを私の顔の前で振ってくる。それ癖なの?

初めて会ったときもそうしてた。

『キミには言ったってわかんないよ。』

「んなことわかんねぇじゃん。始めっからそう決めつけてると良くないぜ?」

なんでキミは私の中に入ってくるのかな。