定時を過ぎ、一度部屋に戻ってミライの着替えをバッグに詰めて、纏わり付いてくるマスコミを振り切って研究所に戻って来た。裏口に出迎えてくれたのは、ミライ。
「おかえりなさい♪」
と扉を開けてニッコリ微笑むミライ。
「ただいま~」
自然と口元が緩む。持って来たバッグを手渡すと、ミライが両手で胸に抱きしめるように抱え上げた。
「広海さん、ずっと控え室で勉強してるのよ。夢中で周りが見えないみたい」
と肩を竦めてみせるミライ。
「そうかぁ」
そりゃますます立ち入る余地が無いな。と、ミライが一つ頷いた。
「今日、ロイの再起動に成功して、凄く気合が入ってるみたいね」
えっ、
「ロイが動いたのか?」
慌てて聞き返した。と、頷いて返してくるミライ。
「うん。データの取り出しに成功したって言ってたわ。お陰で研究室は大忙しなのよ」
やったじゃないか、無事にアクセス出来たんだ!
「行ってみよう」
逸る気持ちを抑え切れずに研究室へ走り出した。
「おかえりなさい♪」
と扉を開けてニッコリ微笑むミライ。
「ただいま~」
自然と口元が緩む。持って来たバッグを手渡すと、ミライが両手で胸に抱きしめるように抱え上げた。
「広海さん、ずっと控え室で勉強してるのよ。夢中で周りが見えないみたい」
と肩を竦めてみせるミライ。
「そうかぁ」
そりゃますます立ち入る余地が無いな。と、ミライが一つ頷いた。
「今日、ロイの再起動に成功して、凄く気合が入ってるみたいね」
えっ、
「ロイが動いたのか?」
慌てて聞き返した。と、頷いて返してくるミライ。
「うん。データの取り出しに成功したって言ってたわ。お陰で研究室は大忙しなのよ」
やったじゃないか、無事にアクセス出来たんだ!
「行ってみよう」
逸る気持ちを抑え切れずに研究室へ走り出した。

