突然、研究室の扉がガチャンと開く音が響いてきた。振り向くと、ガラス窓越しに研究室の中をロイの寝台に向かってのしのし歩く局長と、後をついて行く所長の姿が見えた。
「何だろう」
と、局長がロイの前で立ち止まった。両手を腰に当てて仁王立ちで、何やら只ならぬ雰囲気。
「行ってみましょう」
と立ち上がった本田君について控え室から研究室へ出た。と、あちこちから集まって来る研究員たち。
「…どういう事だね所長」
とロイを見下ろしたまま口を開く局長。
「はい、ご覧の通り、動かないんです」
とちょっと気弱な声で答える所長。
「それは見ればわかる。どうして動かないのか、その理由を尋ねとるんだ」
と振り向いて所長を見上げる局長。
「はい、それが、わからないんです」
とますます気弱に頭を振る所長。
「わからんだと?貴様、何を言っとるのかわかっとるのか!」
と久々に見る局長の癇癪。と、局長が所長にズカズカと歩み寄った。
「クワンを失い、二号機停止の原因もわからんじゃ、全く話にならんだろうがっ」
と鼻息を荒げる局長。
「それはまあ、そうですが…」
と頭を掻く所長に局長が指を突き立てた。
「徹底的に原因を追究したまえ。そして二度とこういった事態にならないよう、万全の対策を取りたまえ」
と、局長が一歩踏み込むようにもう一度、所長に指を突き立てた。
「何だろう」
と、局長がロイの前で立ち止まった。両手を腰に当てて仁王立ちで、何やら只ならぬ雰囲気。
「行ってみましょう」
と立ち上がった本田君について控え室から研究室へ出た。と、あちこちから集まって来る研究員たち。
「…どういう事だね所長」
とロイを見下ろしたまま口を開く局長。
「はい、ご覧の通り、動かないんです」
とちょっと気弱な声で答える所長。
「それは見ればわかる。どうして動かないのか、その理由を尋ねとるんだ」
と振り向いて所長を見上げる局長。
「はい、それが、わからないんです」
とますます気弱に頭を振る所長。
「わからんだと?貴様、何を言っとるのかわかっとるのか!」
と久々に見る局長の癇癪。と、局長が所長にズカズカと歩み寄った。
「クワンを失い、二号機停止の原因もわからんじゃ、全く話にならんだろうがっ」
と鼻息を荒げる局長。
「それはまあ、そうですが…」
と頭を掻く所長に局長が指を突き立てた。
「徹底的に原因を追究したまえ。そして二度とこういった事態にならないよう、万全の対策を取りたまえ」
と、局長が一歩踏み込むようにもう一度、所長に指を突き立てた。

