「広海君も先に帰ったし、今日は早めに帰ろうか」
ミライに声を掛けて立ち上がった。昨日はデータ整理にミライの迎えとかなり遅くまで頑張ったからさすがにキツイ。
「うん」
と笑顔で頷いたミライと一緒に校舎を出て、蒸し暑さの残る夕闇迫る学内を裏門へと歩いた。と、後ろから駆け寄ってくる足音が。
「セ~ンセッ!」
ハァ~、彼女は一時も僕を休ませてはくれないんだナ。
「どうしたんだい、先に帰ったんじゃなかったのか?」
「取りに帰ってたの」
とたすきに掛けたバッグをポンポンと叩く広海君。
「何を?」
バッグがちょっと膨れてる。
「実家から送ってきたの、そうめん。ねぇ一緒に食べましょ、先生んちで♪」
っておいっ!ニッコリ笑顔で何言い出すんだよ!
「ウチでっ?」
それはダメだって!と広海君が僕とミライの腕を取ってズイッと寄ってきた。
「三人で楽しくいいじゃない、ねっ!」
と満面の笑みの広海君に、ミライが笑顔で頷いて返してる。
(マズイよミライ)
そうめんを三人で囲んで、ミライだけ食べないなんてどう考えてもおかしい、と首を振って返そうと思った時、ミライがフッと下を向いた。
ミライに声を掛けて立ち上がった。昨日はデータ整理にミライの迎えとかなり遅くまで頑張ったからさすがにキツイ。
「うん」
と笑顔で頷いたミライと一緒に校舎を出て、蒸し暑さの残る夕闇迫る学内を裏門へと歩いた。と、後ろから駆け寄ってくる足音が。
「セ~ンセッ!」
ハァ~、彼女は一時も僕を休ませてはくれないんだナ。
「どうしたんだい、先に帰ったんじゃなかったのか?」
「取りに帰ってたの」
とたすきに掛けたバッグをポンポンと叩く広海君。
「何を?」
バッグがちょっと膨れてる。
「実家から送ってきたの、そうめん。ねぇ一緒に食べましょ、先生んちで♪」
っておいっ!ニッコリ笑顔で何言い出すんだよ!
「ウチでっ?」
それはダメだって!と広海君が僕とミライの腕を取ってズイッと寄ってきた。
「三人で楽しくいいじゃない、ねっ!」
と満面の笑みの広海君に、ミライが笑顔で頷いて返してる。
(マズイよミライ)
そうめんを三人で囲んで、ミライだけ食べないなんてどう考えてもおかしい、と首を振って返そうと思った時、ミライがフッと下を向いた。

