思いの込められた歌詞に美羽は泣きそうになっていた…。龍也は驚きながらもそっと抱きしめて「どうした?」と聞いてみると、想いが伝わってきて嬉しくてと返ってきた。ほっとしてカラオケ店に向かう事にした。夜に曲をプレゼントされるとは龍也は気づいていなかった…。


龍也:美羽、携帯からカラオケの予約を出来るんだよな?。


美羽:うん、出来るから予約をするけど何時にする?。


龍也:そうだな、今からなら10時30分に予約して欲しい。


美羽:うん、予約しといたよ。


龍也:ありがとう、美羽。入院してる間に作った歌詞見て欲しいんだ…。


美羽:うん、…、よく出来てるね。


龍也:ギュッ、「どうした?」。


美羽:歌詞に龍也の想いが込められてるのが伝わって来て凄く嬉しいの、こんなに想ってもらえてたんだね。


龍也:良かったよ、伝わったんだな。初めてだから伝わるかドキドキしたよ。さて、カラオケ行って楽しもう、久しぶりだから何歌うか迷うよ。


美羽:素敵な歌詞をありがとう、私も久しぶりだから得意だった曲を歌えるかなと思ってるの。一曲しかないけど、デュエットしたいな(笑顔)。