美羽:夢空さん、ありがとうございます。


-美羽が夢空さんと復習している間に、歌詞作りで疲れて眠っていた龍也が目が覚めて歌詞を見ながらタイトルを考えていた…。あっという間に次の日になり、瞬太と歌詞作りをしていると、後で通信教育受けれるようにお願いしようと夢空さんに言われた。なるべく母親には連絡したくはないが仕方がなかった…。日に日に龍也の退院する日が近づいてきて美羽からlineしてみると歌詞は出来てるからと返って来た。勉強の後に冬をテーマにした2ndの歌詞を考える事に決めた。


龍也side:
う~ん、少し眠ったつもりが結構寝てたんだな…。後1時間したら夕飯になるからそれまでは中庭で仕上げた歌詞のタイトルを考えるかな。夕飯持って来る前には検温あるから看護士さんに見てもらって、女性目線で見るとどうなのか気になるし手探りで作ったからちゃんと想いが伝わるといいな。タイトルは「summermemorys」か「himawari」のどちらがいいかを明日美羽に聞いてみようと思っていた。何が起きても出来る限りそばにいて1人じゃないよと伝えたい…。


コンコン-。


看護士:三咲さん、検温しますので体温計を脇で挟んで計ってください。


龍也:わかりました、計ってる間に見てもらいたいのがあるんです。先生の所に行った後に中庭で下書きしてあった歌詞をまとめたんですがどうですか?。