龍也:さっき撮った写真送るから2枚ともかな?。


美羽:うん。2枚とも送って、次に会える時までの支えにするから。


龍也:大丈夫だよ、あと数日間なんだ。あっという間に過ぎてまた会えるから、待ってて。さて、病院に戻らないとだな。


-近くに車を止めて歩いて病室に戻ると夢空さんが待っていて、これからの数日間を頼んだ…。1日好きに過ごさせてくれた夢空さんに感謝して静養して、ベッドにいる時はイヤホンをして「kanata」や携帯に入っている曲を聴いて落ちつかせていた。


美羽:うん、待ってる。ここからは歩いてだしゆっくりでもいいかな?。


龍也:いいよ、ゆっくり歩いて行こう。


美羽:うん。そういえば龍也はどんなテーマで歌詞を作ろうと思ってるの?。たとえば、季節とか思い出の場所とかあるね。


龍也:俺は夏をテーマにして作りたいと思ってる、美羽との思い出が沢山出来たから書きやすいかなと思うんだ。初めてだから悩むかもだけど俺なりに作ってみるよ(笑顔)。


美羽:龍也らしいね、私が冬だから夏なら季節ごとの歌でいいね?。いつかは春と秋も作れたらと思ってるよ。


龍也:そうだな、季節ごとに歌があればそれぞれのカラーを出して作れるな。いつか二人でそれぞれ春と秋を作ろうな。