過去を振り返ってる間に学校が見えてきた。
学校から近いアパート選んでよかったわ……
まだあと1分もある!

バンッ!!

勢いよくドアを開ける。その勢いで席につく。

───キーンコーンカーンコーン───

セェーーーーフ!
心の中でガッツポーズをする私。
すると、そこに腹を抱えて笑っている私の幼馴染み
泉 真司。顔はかっこいい部類に入る、クラスのムードメーカーで頼りになる幼馴染みだ。

「ぶはっ!美衣また遅刻かよwww」

「は!?遅刻してないもん!チャイムなった時席ついてたし!」