「…む…がわ?なにこれ難しい文字…」



「でも会ってみたいかも…よっし、メール送っちゃお」



自己紹介に表示されているメアドの通りにあて先を入力し、本文を打った。



「ん…と、…今度…お…あい…しませ…んか…っと。」





『こんにちは、渚といいます。

雅君を一度目にかかりたいな、と思いメールしました。

よかったら今度お会いしませんか?』





「っよし、送信!」



送信ボタンを押した。



「帰ってくるかな?楽しみー!」



微笑みながらパソコンの電源を落とした。







「…明日は学校行こうかな…」





ボソ、と渚はつぶやいた。