「でもそのおかげで、千紗が陸くんのこと吹っ切れたってんなら、

…許さないこともない。」


「あ、麻美…!」




好きだなぁ…私、麻美のこと好きだな!




教室移動途中の廊下

ジーンと、感動して麻美を見る




「これからは私に隠し事なしだよ?分かった?」




足ケガしてたことも知らなかったんだからねっ、
っていう言葉にコクリと頷いた



約束する!

だって麻美は私の親友だもん!




「よしっ、……って、いけない、私提出するプリント教室に忘れた!」


「えっ、取りに行かなきゃ」




次の授業の….物理の先生は、かなり厳しい人だし…


成績に響いちゃうよっ




「私取りに行ってくるね!千紗は先物理室行ってていいよ」


「だ、大丈夫?」


「うん!」