思わず笑うと、笑い返してくれる


本当に…いい親友をもったなぁ、私は…




お弁当箱をしまいながらそんなことを思っていた時


トントン、と肩を叩かれた




「?」




誰だろう?

なんて、振り向く




_____ぷにっ





「…。」


「あっ、引っかかったー。」





奴の人差し指が、ほっぺたをつついてる



……藤堂っ!!




「おはよ、ちーさ」


「おはよう、じゃない!気安く触るなっ」




ガタッと音を立てながら立ち上がる

可笑しそうに笑う藤堂を思いっきり睨んだ





「千紗のほっぺ、フニフニだね」

「っだから!触るなって…」