「寝るよ?俺はリビングで」
「じゃなくて!一緒に!」
だって、じゃないと、渡せないし…
こっそりスウェットのポケットの中に隠していたプゼントの箱を、ぎゅっと握る
「…」
「…えっ」
……分かってるよ、自分が恥ずかしいこと言ってるぐらい!
そんなにビックリした顔しなくてもいいじゃん、バカッ
「もうっ!これ!!渡したかっただけだからっ!」
強引に泉の手に渡して、プイッとそっぽを向いた
本当はこんな渡し方じゃなくて、もっとこう…ロマンチックに渡したかったのに!
素直じゃなさすぎだよ、私
「…うわ、腕時計!すげー、何で俺が欲しがってるって分かったの?」
嬉しそうな声を出す泉
うぅ…顔見たいけど、何だか恥ずかしくて振り向けない
「別に…腕時計の方ばっか見てたから!」

