「いずみーっ、うっさいよお!」


「………えー?」





頭がクラクラする、けど、

フワフワしてていい気分っ!




ペタっと両手で泉の顔を包み込んだ




「いずみばっか好きとか言ってるけどー!

あたしだって、いずみのことだーいすきなんだからっ!」




コツン、とおでこを当ててキャハッと笑う





「………陸くん、」


「な、何だよ」


「お酒、買った?」





あちゃー、って顔をおさえる泉


いきなり寝てしまった私にビックリしてオロオロする星川さん



私の飲んでた缶にお酒って書かれてあるのを見つけてショックを受ける陸






「お、俺…老け顔なんだな……」


「っちょ、早乙女先輩っ?無意識に脱ごうとするのやめてっ!!」




「……これ、どーすっかな…」






そんな声が遠くの方で聞こえた