「んなっ!!!?」
「ごめんね」
ここ、こいつ…っ!
学校来て早々なんちゅーことを!!
教卓に頬杖をついてニコニコ笑ってる泉
「……はぁーーー……」
盛大なため息をつく志摩くん
「ベタ惚れね…」
ちょっと引いてる麻美
…これ、私のほうが恥ずかしいんだけど!?
「…こんな面倒くさいの相手にするの大変だろうから、」
「え?」
自分の席に戻ろうとする志摩くんは、横目で私のことを見た
「嫌になったらいつでも俺んとこ来なよ」
表情変わらず。
ただ、顔色がほんのり赤い。
……えっ、と…?
「はははー、千紗は絶対そんなこと思わないし?だから志摩んとこ行くこともないから変な期待はしない方がいいと思うけどなー?」