「…泉も!戻ろ!」




こんなところでサボったままなんて…

実行委員の私が許すと思ってるの?




「へー?そんなに俺と一緒にいたいんだー?





私に向かって意地悪く笑う




「なっ、バカじゃないのっ?」




別にそういうわけじゃ…いや、まぁ、ハズレってわけでもないけど…!




「ふは、ごめん、冗談」


「じょ、冗談って…!」




くっそう…泉と話してるとあいつのペースに巻き込まれちゃうの何でだろう!?


ぐるぐるとそんなことを考えていると、

ふいに泉が私の頭をポンと撫でた





「…ごめんね、俺ここで待ち合わせしてんの」


「…え」





保健室で、待ち合わせ?




「だから、志摩と2人で戻っててよ」




…この前のことを思い出す