「…指、切っちゃったの?」
「う、うん」
「痛そう。大丈夫?」
そう言いながら包帯を手に取る泉
それから、志摩くんの方を見てニコッと笑った
「俺がやるから戻っていいよ」なんて。
…ちょ、ちょっと刺々しく聞こえるのなんでかな?
「…藤堂、サボりじゃん」
不機嫌オーラ出しまくりの志摩くんは、泉に向かってそう言った
「んー、サボりっていうか。寝てたっていうか」
「(それ、サボりって言うんだよ。)」
って心の中で呟いて。
文化祭準備で忙しいのに…相変わらずマイペースだな、泉は…
私の指を消毒しながら、クスクス笑う
「…珍しいねー、志摩がこんなことするなんてさぁ」

