1日10分、俺とハグをしよう



教室を出る瞬間、心配そうな顔をしてる麻美に苦笑いをした

大変な時に抜けるなんて申し訳ない…




はぁ、とため息をついた




「…早乙女さんて、バカなの?」


「なっ…バカじゃないし!」




が、学力的にはバカなのかもしれないけどっ




「はぁ…なんで俺がこんな振り回されなきゃいけないんだよ…」




私を引っ張りながら、人にぶつからないように廊下を歩いて行く

き、器用…だ。



ブツブツ文句言ってるけど、


…言ってる割に、こうやって心配して保健室まで連れて行ってくれてる





「…優しいね、志摩くん」


「そんなこと言ってる場合じゃないじゃん、バカ。」


「うん、でも、…ありがと」