教室を出る瞬間、心配そうな顔をしてる麻美に苦笑いをした
大変な時に抜けるなんて申し訳ない…
はぁ、とため息をついた
「…早乙女さんて、バカなの?」
「なっ…バカじゃないし!」
が、学力的にはバカなのかもしれないけどっ
「はぁ…なんで俺がこんな振り回されなきゃいけないんだよ…」
私を引っ張りながら、人にぶつからないように廊下を歩いて行く
き、器用…だ。
ブツブツ文句言ってるけど、
…言ってる割に、こうやって心配して保健室まで連れて行ってくれてる
「…優しいね、志摩くん」
「そんなこと言ってる場合じゃないじゃん、バカ。」
「うん、でも、…ありがと」

