千紗に言われるとすごい嬉しい って、そう続ける どうして嬉しくなるんだろう?って自分で考えてみてほしいんだけどな、私は。 「…好き」 泉のシャツの袖をキュッと掴んでそう言うと、 奴は満足そうに笑った こんなんでいいのかな、私 …ううん、でもこんなことしか出来ないんだもん。 "俺も好き"って。 早く言ってほしいよ、私は。 夏休みなんていらないのに。 こうやって毎日のように学校で泉に会えていたのが、 そんな休みのせいで出来なくなっちゃうの、 嫌だなぁ…