ていうか!
私も私だよっ、どうしてあんなこと…っ
思い出すだけで恥ずかしい…
「…で?本当に今日はどーしちゃったの」
「…。」
また私を抱きしめなおしてからそう聞く藤堂
…もう、私も何が何だか分からない。
「…陸と今日たまたま会って、友だちからでもいいから、
またやり直したいって。」
考えてみて、って言われたの
「……ふーん…」
「なんか動揺しちゃって…どうすればいいのかな」
首筋に顔を埋める藤堂
…何、考えてるんだろう。
それで私は、こいつになんて言ってもらいたいんだろう。
「…んー….」
しばらく経ってから、口を開いた奴は、こう言った
「…いーんじゃない?復縁。」

