他愛もない会話。

でもやっぱりなんか不自然。


「悠月、なんかあったの?」

「え…?
もーやっぱ理乃には叶わないわ。
あのさ、理乃。真剣に、俺、理乃のこと好きになった。本気で。だからさ、俺と付き合ってくれない?」


まじ…?

それでも、私はやっぱりまだすっきりできてないし、悠月のこと恋愛対象として見れない。


「ありがとう。でも、ごめん。まだ小宮山のこと、ちゃんとすっきりできてなくて。それに、私の中で悠月は友達。だから、今まで通り、友達でいて欲しい。」

「そうだよな!ごめんな急に!また明日な!」


悠月、優しすぎるよね、ほんと。
私なんかよりもっといい人見つけられるよ!