けれど、そんなある日。


「理乃ってさ、まだ舞花のこと親友とか思ってんのかなー!」

「かもねー!ウケるー!はははっ」


教室から聞こえたのは、里紗と舞花の声。


「まあ引き続き、理乃の観察頼むわ!」

「もち!」


2人で笑い合ってる。

なんだ、そーゆーことか。じゃあ陽菜も?

そーだよね。やっぱり私に居場所なんて無いんだ。


それから、陽菜や舞花とは親友のフリをしてた。

でも、明らかに私の態度が変わったから、クラスは最悪。いじめは悪化。


「お前に幸せになる資格なんてない」


そう言われた。