バカはわたしの方かも。


だって歩斗がこんなにわたしを
好きでいてくれるなんて
知らなかったもん。


素直な子になりたかったけど、そんなわたしがいいっていうのならわたしはずっとこのままでいるよ。



でもたまには伝えてみようかな?



「好きだよ、バカ。」


わたしはそう言って大好きな歩斗の頬にキスをした。


「なっ……不意打ちとかずるすぎんだろ⁉︎」


あ……赤くなった。


何だかわたしたち、似たもの同士だね




番外編2*+素直になりたい*+-end-