いきなり怒鳴られて、あたしは体を跳ねさせた。



「太ったからって俺がウサギのこと嫌いになるわけねーだろ。」


「真くん……」


「俺はウサギの全てが好きなんだよだから、お前がどんな姿でいようともずっと好きでいる。」


「ぅっ……」



プロポーズみたいな言葉に涙腺が崩壊するあたし。



そして、忘れていた。