ほんとに、愛されてるな~。俺にはもったいないぐらいの彼女だよな~。



  だんだんと千和の目がとろ~んとしていた。



   これは、お酒がまわってきてるのかな?


   なんか、お酒が入ってないときよりもセクシーじゃないか?


  そっと目を閉じかけている千和の髪をなでた。


 きれいな髪だな~。サラサラとした千和の髪は手の間をすりぬけていく。



  どうしたの?  ほとんど呂律がまわっていない状態で千和が呟いた。



  目があった瞬間、また千和の唇にキスをしていた。




   智一は、本当に、この人を選んでよかったと心の底から感じていた。



  これからも千和と共に、お互いのペースで付き合っていけたらいいなって



  智一は密かに思うのであった。