やっと少し落ち着いて来たリンから聞けたのは、恥ずかしくも、ショックな話だった‥

生物学を専攻した彼女は、訳あってシャルの所へ来たのは、1年程前のことだ。

2名の「特殊事例」に、興味を持ってのことだった
更に、浩二さん登場で彼女には、興味深い検体が出来てしまった

特に、2100年以降に起きた世界人口対策によって、直接生殖が人類から奪われ、同時に身体的にも、代を重ねて退化の進んだ部分

(筆者はそれ以前に退化した。えっ?そんなプチ情報は要らない?)

話が横路にそれたが、生物学的には当たり前の事と思う

しかし、問題はここから起きた

彼女のパソコンのデータである

一部、とはいえブログの日記の部分に、浩二さんに関する記述


『田島浩二 前ミレミアムの前に生まれている人類について』