「お前、もしかして.....」
...ジャリ
え、何?
なんで、こっちに歩いてきてるの!?
「...もしかして衆道か?確かに、お前は可愛い顔をしている。何ならこの俺が相手をしてやるぞ。」
と勝手に納得して、なぜかキスをしようとこっちに近づいてくるおっさん。
まあ、繚は 童顔で可愛い顔をしているのは確かなのだが...。
いやよ!絶対いや!
『え、い、いい いいです!!』
拒否していることを分かってもらうために、必死で手をブンブン振る。
しかし、
「そう、逃げるでない。しっかり満足させてあげるからな。」
なぜか、やる気満々なおっさん。
『い、いやあああああ!!!』
ドンッ!
嫌すぎて、思わずおっさんを押してしまった。
「いってぇ...、この、調子に乗りおって!
覚悟しろ!!」チャキ
やっぱり刀は本物だ。やばい、逃げなきゃ。
このままだと殺される。
でも、足が固まって動けない。
こんなとこで死にたくない!誰か!!

