沖田「岸辺さん。」



繚『あ、はい。』



沖田さん?何だろう。



沖田「洗濯、ご苦労様です。それと、土方さんが副長室に来いと呼んでいましたよ。」



土方さんからの呼び出し!?


怖いなぁ。



繚『分かりました。わざわざ伝えてくださってありがとうございます。』



沖田「いいえ、早く行ってあげてください。遅くなると、鬼になりますから。」



クスッと笑いながら、沖田さんは言った。



鬼?それは嫌だ!



繚『それは、嫌ですね。じゃあ、行ってきます。原田さん、沖田さん、ありがとうございました!』



繚は、少し微笑みながら沖田たちにお礼を言い、副長室に向かった。



残った2人は、



原田「.....あいつ、絶対笑うと可愛いよな。」



沖田「あ、やっぱり原田さんもそう思います?岸辺さん、すごく可愛らしい笑顔をしますよね。」



原田「笑うのは、まだ少しだけだからな。だから、早くあいつの本当に笑った顔、見たいよ。」



沖田「私もです。でも、きっといつか見ることができますから、それまで待ちましょう。」



原田「だな。」



うんうんと頷きあった2人であった。