『自分は別にいいです。紹介してもらわなくて。』



ほんとは、紹介してもらいたいんだけどね!!



「よし!じゃあ、俺から!俺は近藤勇。ここの局長をしている。よろしくな!」



て、人の話聞いてた?紹介いらないって言ったよね?



まあ、いっか。


このごっつい人が局長の近藤さん。



「ほれ、歳もせぬか。」



「ぐっ、...俺は副長の土方歳三だ。」



あら、やっぱり局長には逆らえないのね。



「クスッ。俺は、一番組組長の沖田総司です。よろしくお願いしますね。」



クスクス笑いながら言ったのが、沖田さん。
いつもヘラヘラ笑ってる嘘の笑い、自分にそっくりね。



「次は俺だな!十番組組長の原田左之助だ!
よろしく!!」



うるさい。大声出しすぎ。そして、色気ありすぎ。


原田さんは、お腹に切腹あとがある人ね。



「ほい!俺は、八番組組長の藤堂平助だ!
よろしくな!」



尻尾が見えるのは幻覚...?
しかも、可愛い。犬だ!



「うっす。俺は、二番組組長の永倉新八だ。
よろしく。」



筋肉ムキムキだな。羨ましい。



「俺は、三番組組長の斎藤一だ。」



.....。



うん。基本、無口なのね。



「あー、今は これしかいないが、あと井上源三郎と山南敬助も幹部だ。会うことがあれば、挨拶してやってくれ。」


と、繚の目を見ながら話す近藤さん。



『はい。分かりました。』