『はあ、しょうがない。
ほんとのことを話しますよ。
だから、試衛館の幹部の人たちを呼んできてください。』
「な!お前、なぜ試衛館のこと知って『だから、今から話すんですよ。あなたはバカですか?』おい、バカとはなんだ!」
「ちっ!呼んでくるから大人しく待ってろよ!」
スパンッ
ドスドス。
そう言って、土方歳三と思われる人は、ドスドス音を立てながらみんなを呼びに行った。
はあ、しかしどうやって話そうかな?
未来から来たと正直に言った方がいいのか、でも言ったら利用されそうで嫌だな。
うーん、まあ何とかなるかな?
ガヤガヤ。
あ、来たかな?
スっ。
「おい、連れてきたぞ。」
睨みながら言わないでよ、怖いから。
うわ...、みなさんイケメンだこと。
「待たせてすまないね。おや、可愛らしい女子ではないか。」
ん?誰、この人。
一つだけ言えるのは...
『ごっついな...。』
「てめっ、近藤さんに向かってなんという口の聞き方だ!」
『は?ああ、この人が局長の近藤勇か。』
なるほど、確かに局長っぽい雰囲気を持っているね。
「っこのクソ餓鬼!」
「まあまあ、いいだろ。
よしっ!みんな、自己紹介をしよう!」
えー、何でその流れになるの。
嫌だよ。