谷口さくら。公立高校に通ってる高校1年生
私は田舎すぎるところに住んでいて、この高校は家から1番近く、そこは文武両道を掲げていて、制服も可愛くて、中学校のから憧れていた。でも私がこの高校を選んだ1番な理由は…


キーーーーーンッッッ
「センターーーーーッ」
「バッチコーーーーーーーーイ!!!」
「マネさんボール足らない!!」
「はいっっ!!!」

この高校の野球部のマネージャーをするためだ!
私には兄と弟がいてまぎれもない野球一家で、私自身小学校のとき兄が入っていた野球チームに入っていた。小学校の時テレビで見た甲子園を見て、高校球児がかっこよすぎて目を奪われた。そしてその時、絶対に高校で野球部のマネージャーになると決心したのだ。この高校には確かな知識と実績と実力のある監督がいて、私はこの監督について行きたいと思い、進学をした。実際万年弱小チームの公立高校を県ベスト8まで登りつめている。私は夢と希望を抱いてこの野球部に入部した。

今は9月。3年生の夏の県大会が終わり、新チームが始動して、1つ上にマネージャーがいないため私ともう1人の一年生でチーム支えようと毎日部活に励んでいた。